脚の収納部など。米軍機などと比べると、機体の大きさの割にはタイヤが小さい印象があります。
機体下面はジュラルミン地剥き出しの無塗装ですが、日本海軍の場合、艦載機では無い戦闘機ではこれが通常の塗装だったようです。

機首部下に見えてる穴が例の二つ目のオイルクーラー用空気取り入れ口。そこから続く箱型構造の後ろで下に降りてる板は温度調整用のフラップ。これの開閉角度でオイルクーラーの温度を調整します。日本機の場合、後方シャッターと呼ぶようですが。

ついでに機首横に集中してるように思われる排気管が、実は機首下にも左右で一つずつあるのに注意してください。



脚回りと20o機関砲。どちらも意外にシンプルな構造です。

 
尾翼周辺。一番ケツの下部が透明パーツになってるのは尾灯が入ってるから。



同じく横から。ちなみに尾輪は飛行中には収納されます。

よく見ると垂直尾翼の中央部やや下に小さな穴が開いてます。おそらく方向舵後部にあるタブを動かす索が入ってる場所ですね。

NEXT