もう一度、主翼下面を。
ロケット発射架、爆弾架、ともにネジ止めで取り外しが可能なんですが、
取り付けは翼桁にネジ止めしてるため、主翼上面パネルをはすしての作業が必要だったはず。
爆弾架の中心部に、爆弾を引っ掛けるフックがわずかに見えてます。
ちなみに、気がついた人は気がついたでしょうが(笑)、
この写真だと爆弾架、正しい形状になってます。
実は先に見た写真は10年前に訪問した時のもので、2014年の訪問では
銃身部の撮影を忘れる、という大チョンボをやったため
あわてて引っ張り出して来たものなのでした…。
おかげで意外にタイ空軍博物館もキチンと整備してるぞ、という斬新な発見がありました。
ちなみにロケット発射架の後ろで何かフタが開いてますが、これも何かは不明。
何かの点検パネルだと思いますが…
主翼とか。
やはりツツルツ仕上げて、実はすでに層流翼にしてるんんじゃないの、という気も。
夕撃旅団内で紹介されてるスピットファイアとしては唯一の短翼型なので、
スパッと直線的で男らしい翼端部も見といてください。
さらに鉛筆というかクレヨンというか、
とにかくそういった形に変化した機首部の形状も良く判ると思うので、
これも見といてください。
ほぼ真横から。
手前で主翼下に飛び出してるのはピトー管の基部。
こうして見ると、なんか主翼のねじり下げが無くなってるようにも見えるんですが、
もうちょっと離れた所から見ないとこの辺りは断言できませぬ。
ただ、どうも思った以上に主翼には手が入ってる印象はありますね。
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