やや斜め前から。
主翼は翼端部が外された短翼型なのが見て取れます。
主翼下面にはロケット弾発射基部(向かって右の短冊状のもの)と
爆弾搭載架(同左のクモみたいな装置)が追加されてます。
斜め前、少し上から。
ラジエターの縦幅がドカンと大きくなって豪快に下に飛び出してるのが見て取れます。
結構、空気抵抗の増加は大きかったはずですが、エンジン出力の上昇が、
それを補って十分間に合うものだったのでしょう。
この角度で見ると、機首部が円筒形に近い
滑らかな形状でスピナーに繋がるのが判りやすいですね。
機首下のオイルタンクが無くなって、
ダイエットに成功したオッチャンみたいにスマートになった結果でもあります。
この角度からだと、なんだか日本の三式戦 飛燕みたいだと思ったり。
この改修でどの程度、空気抵抗が減ったのかは判りませんが、
それに加えて例のプロペラ軸の位置の低下があったため、
グリフォンスピットは鉛筆みたいな長細い印象を持つことになります。
反対側のやや斜め目前から。
先に述べた改修の結果、
なんか全体的にひょろ長くてバランスが悪い印象があり(笑)、
私がグリフォンスピットを好きになれない理由がこれです。
五枚ペラになって可変プロペラピッチ装置も大型化したようで、
それを中に収めてるスピナー部も延長されてます。
この2014年の撮影から、丈夫な一脚をカメラにつけて、
少し上の角度から撮影する、というのをやってます、
これはそんな一枚。
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