少し離れた位置から。
こうして見るとほんとにコクピットが変な位置だと思います。
後部に向けてギュッと絞り込まれる胴体もよくわかるでしょう。
機首部。
何度か書いたように、先端の銃口部から、クリの実型のデッパリがあるパネルまでが新造分。
とりあえず、それなりによくできてるとは思いますが。
右端に見えてるB4の数字は燃料の種類の指定で、これは87オクタンのガソリン燃料のこと。
えー、ガソリンでジェット機飛ばすんですか、燃えすぎちゃって困りませんか、
と思ってしまいますが、ドイツはこれをやってました。
一般に、航続時間が短くなったと言われますが、出力などはよくわからず。
ちなみに本来のジェット燃料の種類はJ2となります。
コクピットを横からアップで。
上についてる半円形のものはキャノピー(天蓋)開け閉め用の取っ手だと思いますが、確証はなし。
この機体は背もたれ防弾板が無いタイプで、当時の写真を見る限りでは、
こちらの方が普通の印象があります。
斜め前から。
とりあえず主翼位置を別にすれば、四方の視界は良さそうで、
Me109と同じ会社の設計とは思えないものが(笑)。
胴体後部とか。
胴体上の丸いアンテナは方位探知用のもので、
地上が見えない悪天候時などに基地の方位を知るためのもの。
ただし単独ではなく、先に書いた垂直尾翼前縁部に埋め込まれたアンテナと
基本的にはセットでの運用だったはず。
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