尾部をアップで。
F-15の文字の下に見えてるのは無線用電池の交換&点検ハッチ。
垂直尾翼の上から胴体右側のアンテナ支柱(支柱であってこれはアンテナではない)まで
張られた無線アンテナ線が再現されてます。
良く見るとアンテナ支柱は前方向に傾いてるのですが、これは胴体が短いため、
少しでも長いアンテナ線を張るためにアンテナ支柱を前に傾斜させてるもの。
日本の雷電などもでもこういった工夫をやってますね。
尾部。
垂直尾翼の方向舵が後ろに飛び出してるのもF4Fの特徴の一つ。
尾輪の構造が意外に凝ったものになっており、やはり艦載機というのは、
強い衝撃が加わるのでしょう。
なんだか折り畳み式にも見えますが、実際は固定式で飛行中も出たままです。
後端部からぶら下がってるのは着艦フックで、
これを甲板上のワイアに引っ掛けて機体を停止させます。
これは2段階で角度を調整できたはずですが、なぜ角度を変えるのかはよく判らず。
着艦フックをアップで。
上の方に見えてる穴がこのフックの収納部で、
飛行中はあの中に引き上げられて、胴体内に収納されます。
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