主翼部後部。
翼端部のエルロンの角度はどうもレストアが変ですが、フラップは離着陸時の状態。
これは油圧でも電動でもなく、真空機構(Vacuum
system)なるもので動作していたそうで、
胴体内にある減圧タンクのマイナスの圧力でこれを動かした、との事ですが、どうもよくわからず。
そもそも減圧タンクのマイナス圧力を使い切ってしまったらおしまい、
ということは無いはずで、どのような補充機構があったのか。
それ以前にマイナス圧力でどうやってフラップを下げるのか、よく判りませぬ。
ちなみにこのフラップ機構は高速時に作動させても機構の破損を伴わなかったそうで、
その気になれば空戦フラップとしても使えた、との話があります。
ただしこの辺りは確認できませんでした。
そのフラップ部のアップ。
良く見ると主翼の上の胴体横にも足掛けの穴が見えてるも注意。
主翼下面をアップで。
たくさん見えてる丸いフタは点検用のハッチですが、
何でこれほどたくさん必要なのかよくわかりません。
当然、エルロン(補助翼)は羽布貼りで、タブはかなり小さいですね。
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