■LX-7はナンボのものか
さて、地球標準暦2012年11月1日をもって当ホームページの
メインカメラがパナソニックLXシリーズ最新作、LX-7へと切り替わりました。
でもって、このシリーズ、2回ごとのモデルチェンジが大幅な進化、
という変なルールがあります。
現在まで4と6が欠番なんですが、これまでの流れをまとめると、
LX-1→LX2 かなり改良はされたが、劇的、というほどではない
LX-2→LX-3 世界がひっくりカエルくらいの衝撃的な大進化
LX-3→LX-5 ほとんど変化なし、と言っていい。小幅な改良が主。
LX-5→LX-7 レンズ、受光部完全新規設計
という感じでして、今回のLX-7で二度目の大幅改良となるわけです。
実際、画素数こそ1000万画素前後(断定できない理由は後述)と変更なしですが、
レンズが全く新しいものになり、モニタや各種操作部分もかなり変わってます。
ついでに受光部もCCDからCMOSに切り替わったようですが、
ここら辺りは正直、ようわかりませんので、
理屈より実際の画像について見て行きましょう。
とにかく、これまでも極めて明るい、と言っていいレンズ、
ズームなしの状態でF2.0だったのが、
より明るいF1.4という見えすぎちゃって困るクラスに進化してる点が注目点でしょう。
さらに最大ズームでもF2.3と下手なレンズより明るいのです。
これは夜景や暗い博物館で写真撮るの大好き、
という私のような人間にとってはヤッホーに朗報、という感じでして、
まあ、とにかく買っていろいろ試して見たのがこのレポート、となります。
とりあえず、人類の108.69%が興味ない話かもしれませんが、
これも運命だと思って、お付き合いの程を。
まずは通常に夜景から。
参考までに私の場合、シャッター速度のみ設定し、
後は全部カメラまかせ、という撮影をやってます。
なので、この記事中の写真も全てそういった条件で撮影しております。
よって、そういった条件での撮影データしかないのでご了承あれ。
さらにLX-7はRAWでも保存できますが、メンドくさいので、全部Jpeg画像です。
最初の写真は浅草酉の市における
シャッタースピード1/160、ISO200、後はカメラまかせのもの。
記事中の写真については、レタッチ等は全くやってません。
とりあえず、この条件でここまで明るく写るのに軽く感動。
ちなみに最大ズームにするとここまで大きくなります。
ちなみにこれも上と全く同じ撮影条件。
通常、ズームをかけると全体的に暗くなってしまうのですが、
ご覧のようにかなり明るい画面となってます。
さすがは最大ズームでもF2.3というところでしょうか。
興味無い人は、どうでもいいや、という感じでしょうが(笑)、
この写真を見たとき、ああこのカメラがロンドンの空軍博物館訪問の時にあれば、
Me-110とかJu-87とか、もう少しまともな写真が撮れたなあ、と涙しました…
最大望遠、1/160のシャッタースピードで、ここまで明るいとは。
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