半島中央部の山を降りたとはいえ、まだまだ高低差のあるエリア。
とりあえず、どんどん下に降りて行きます。
いい感じの坂道。
そして最初の曲がり角で左手を見ればこの景色。
振り向けば いつもどこでも バカホテル
（マカオの季語：バカホテル）
さあ、どんどん下に降り続けております。
このアタリ、なんだか異常に圧迫感のある町並みでして、
後ろから直径4mくらいの鉄球とかが転がって来たら、
右にも左にも逃げ場がないなあ、とか考える。
と、その家々の玄関、どこもこんなお札が貼ってある。
福の字と幸福祈願のお札、典型的な道教信仰ですね。
ここら辺、香港よりも、マカオの方が、生活に道教が
入り込んでいるような気がします。
余談ながら、ボディ前面に、上下逆さまの“福”の字が
書きこまれてる第二次大戦期のドイツのティーガー戦車の写真が残っており、
プラモデルなどでは、そのデカールが付いてるものがあったりします。
あれは中国に来てたドイツ顧問団の誰かが、お札を持ち帰ったんでしょうかね。
…ただし、ドイツ人顧問団は上海事変の時に、相当な犠牲者を出してる
＆福の字を逆さまにするのは本来、旧正月だけの風習（倒福）
なので本来なら上下逆にしないのが正しい、
ってな事を考えると、そう簡単な話でもないかもしれないかも。
まあ、深入りはしないでおきます。
途中で見かけた、道の中央にずらっと並ぶバイク。
ええんかいな。
ちなみに上海周辺では、スクーターといえば電動バイクでしたが、
マカオでは普通にガソリンエンジンが主流でした。
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