■本当に遠すぎる橋



さて、この周辺は公園として整備されており、
ちょっと離れると、背の低い戦艦はアンテナ塔くらいしか見えなくなります。

実際、背が低いのは見つかりにくい、という点で極めて有利です。
大戦時のUSSニュージャージのアンテナ塔周辺は、
もっとあっさりしてましたから、船体のほとんどが
水平線下となってしまう遠距離から、
これを視認するのはかなり困難だったでしょう。



で、その直ぐ先には例の渡河フェリー乗り場が見える。
そして、その奥には朝渡って来たベンジャミン・フランクリン橋。
フフフ…またこの二択か。

……さすがに帰りはフェリーで行きますか。



しかしこの一帯、よく整備されてるんですが、全然といっていいくらい、人が居ない。
なんとなく、再開発はしたものの、失敗に終わった…という気がしなくもなく…。



その公園内にあった戦時徴用商船(The Merchant Marine)の記念碑&慰霊碑。

第二次大戦中に軍に徴用されて
軍需物資の運送に従事したのが戦時徴用商船でした。
その多くがこの一帯で建造された関係で
ここに建てられたんじゃないかと思いますが、詳細は不明。
ついでにこのスクリューの正体もよくわからず…。



やって来ましたフェリー乗り場。
手前の24ドル(約2430円)、の看板に心臓が止まりそうになりましたが、
これはデラウェア川周遊船の料金で、実際は7ドル(約700円)でした。
それでも高いなあ、と思ったのですが実はこれ、往復チケットで、
片道しか乗らなくても同じ料金なのだ、と後から気が付きました。
だったら最初からこれを利用しておけばよかった…

つまり、朝にあれだけ苦労して橋を渡った意味は全くなし。
トホホホホホホホホ…


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