というわけでFFM-1 もがみに乗船です。約1時間半の待ち時間でございました。
ちなみに帰宅後に調べたら基準排水量で3900トンとやはりやや小型な艦(いわゆるイージス護衛艦の半分の重量)であり、今年2022年4月に就役したばかりの新型艦でした。今後はこういった小さい船でやってくんですかね、海上自衛隊。

この乗船口、恐らくステルス系対策で完全にフタが閉まるんですが、その上に昔ながらの信号灯があり、ちょっとホッとする。ちなみにレーダー反射量は面積ではなく形状で決まるので、あの信号灯を積んでる段階でやる気ないでしょ、これ…。



そこから正面方向を見る。艦首横のハッチは弾薬等の搬入口かなあ。ついでにこの形状、何か波乗り野郎的にも考慮されたものなのでしょうか。艦首部の反りが従来の護衛艦に比べて小さい、というかほとんど無いので、凌波性に対してなんか工夫があるんだと思いますが。



船体の横を抜けて甲板に出ます。その間は撮影禁止なので写真は無し。外観から判る通り、吹きさらしの部分は無く、前甲板に抜ける通路も船体内部に取り込まれています。ちなみにそこには昔ながらの三連装対潜魚雷発射装置がありました。
この辺りの密閉性はアーレイバーク級の艦橋回りをなんとなく思い出します。ついでに艦橋の位置がえらく低いのですが、これがどんな理由によるのかはよく判らず。



前部甲板は完全に平面なまま艦首部まで続き、随分とすっきりしてます。錨の巻き上げ装置とかは全部船体内なのか。なんか空母みたいと思う。ちなみに向こうに見えてるのは同系艦でもがみ型二番艦くまの。これもこの春に就役したばかりの船だそうな。ひょっとしてこの異常な人気、新型艦の公開だったから?となると並んでた人達の半分は北朝鮮のスパイか。おのれ北朝鮮、迷惑だな、ホントに。



最近流行りのカクカク型5インチ砲。おそらくアメリカ製のMk.45系の5インチ砲だと思いますが、こんなに四角かったっけ?と思って帰宅後に確認したら、最新版のMod4という型らしいです。このサイズなら実寸モデルでレーダー反射実験やってると思いますが、どの程度の効果があるのかはよく判りませぬ。

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