■西表島 2022.04.22 19:50

今回は普通の旅行記から少し脱線して、夜の西表島で見た全く正体不明の「何か」について触れたいと思います。

先に結論を書いてしまうと旅行三日目4月21日の夜、極めて異常なもの、夜空に浮かぶ「何か」に私たちは接近していました。実際に気が付いたのは同行の地雷映画男だけで、最後まで私は視認できてません。しかし明確に動画に記録されており、間違いなく「何か」がそこに「居た」のです。それは未だに誰もその正体を知らない「何か」だと断言できるものでした。生物か無機物かすら全く判りません。それほど異常なモノです。少なくとも私はこの物体について何一つ推論を立てる事ができませぬ。最初はざっと説明して終わりにしようと思ってたのですが、確認すれば確認するほど異常なモノであり、二回に分けて詳細に紹介する事にしました。

私がこの夕撃旅団のサイトを開設してからすでに20年ですが、今まで一度も「筆者が何の説明も出来ない」事象を紹介したことがありません。今回はそういった内容である、という事を最初にお断りしておきます。そして特殊過ぎる内容なので、予め以下の事をお断りしておきます。ただし最終的にはとにかく信用してもらうしかないわけですが。

■筆者もこの動画の撮影者である地雷映画男も日常生活および現在解明されている科学技術に疑問を持つ人間ではない。そして、いわゆるオカルト、超常現象には全く興味が無い。

■筆者の人間性と信頼性に関してはこのサイトを通して皆さんで判断してください。少なくとも下らない嘘やデマを流す人間では無いと判断して頂ける、と期待しております。

■撮影者の地雷映画男は、タチの悪いイタズラで人をダマし喜ぶような人間ではないです。
そもそも撮影時に何か飛んでいる、と繰り返し述べていた事、私は帰りの飛行機の中で彼のiphoneの画面でこの動画を見せてもらっていることから、後から捏造されたものでは無いと断言できます。

撮影から最初に映像を見るまで約20時間一緒に居ましたが、そんな動画を造っているヒマはありませんでしたし、彼の持っている機材はiphoneだけであり、これだけの時間の動画を作成、編集できる環境ではありません。特に一緒に入ってる音声は筆者の記憶と一致し2022年4月21日の夜、西表島の県道215号線北部で撮影されたものであると断言できます。

■その証拠と言っていいかは微妙ですが、筆者はこの動画の事を西表島から帰って来て半年以上忘れており、実際、旅行記の連載をずっと続けて来た中で一度も触れてません。また、撮影者である地雷映画男もさして興味が無かったため、こちらも忘れていました。どちらも何が写っていたのか、半年経ってPCの大画面で再生するまで気が付いて無かったのです。


撮影条件は以下の通り。撮影日時は2022年4月21日20時50〜21時の間。場所は以下の県道215号線が島北部の入江を渡る堤防の東側の付け根、イリオモテヤマネコ像がある辺りです。





画面奥、駐車場が終わる辺りから西側の山並みに向かって撮影。動画では電線、電柱が見られず、地雷映画男も何も言ってなかったので、恐らく電線より右手に出ていたと思われます。筆者も現地で凡その出現位置を聞いていたのですが見る事が出来ませんでした。視力は両者とも眼鏡着用なので差は無いと思いますが、この点の理由は不明。このため、帰りの飛行機でiphoneの動画を見せて貰うまで、てっきり彼の目の錯覚であろうと思っておりました。ごめんなさい。



撮影現場を遠景で確認。画面奥東側から手前の西側に向けて撮影。
巨大な砂地は干潮時の入江で、手前の防波堤の上を県道が走っており約1.2kmの距離があります。中央の橋は外海と入江部の接続水路。この写真尾撮影時は最大干潮時から約一時間後の18時20分ごろなので、動画の撮影時間である21時ごろにはもっと海水が入っていたと思われます。現地は街灯が一切無い真っ暗闇だったので視認してませんが。ついでにこの日の月の出は日付が変わった後、深夜0時過ぎなので月光の影響はありませぬ。

映像を見てもらえば判りますが、iphoneの望遠機能でも一定の形状が確認できますので、対象までせいぜい数km以内の距離だったと思われます。もっと近かった可能性もありますが、それなら筆者にも簡単に視認できたと思われ、一定の距離はあったと推測しています。

それでは地雷映画男が撮影した「何か」を御覧あれ。撮影はiphoneですが型番は聞いてませぬ。6秒、8秒の段階で二回拡大しますが、対象が膨張したのではなく、撮影者が望遠をかけたため。よって最初の6秒位までの映像が実際に見える状態に近いと思います。 ちなみにこの「何か」は真っ暗闇の空中に浮いていました。なお、当サイトでは画像、動画の流用は後からでも連絡を貰えれば基本的に許可していますが、この動画は地雷映画男の撮影であり著作権は私に無いので一切の流用を禁止させていただきます。ご了承あれ。





小さな画面で見るとなんか光ってるね、で終わりでしょう。実際、地雷映画男が帰りの飛行機で最初に見せてくれた時、iphoneの小さい画面ではなんかヒラヒラした光が写ってるね、ドローンとかじゃないの、西表島にはいろんなナイトツアーがあるらしいし、という事で話は終わってしまったのです。ところが大画面で、しかも拡大して見ると、明らかにドローンではない、それでいて自ら発光しているモノであることが判ります。

チリチリという音は現地の虫の声、途中で聞こえる人の声は筆者と地雷映画男の会話です。筆者がどうでもいいことを話しかけていたのを無視して撮影を続けた地雷映画男の判断を賞賛させてもらいましょう。ついでに本人の名誉のために書いておくと、最後の「バッチグー」という頭の悪そうな声は筆者のもの。星空の長時間露光撮影に成功して喜んでたのですが、まさか真っ暗闇の中のすぐ隣で、こんな凄い映像が記録されていたとは、現場では想像もしてませんでした。この音声もホントに現地で撮影した映像だよ、という証左の一つとして残してあります。

ついでに動画だと対象は突然消えてるように見えますが、これは圧縮コンバートかけた時に数秒、映像と音声がズレたためです(音声トラックが間延びして31秒になってしまった。恐らく24コマ/秒を30コマ/秒にしたため。実際は映像の28秒が正しい時間)。すなわち、撮影後もまだ現場に浮いていたと思われます。私にも見えてれば、絶対に近づいて確認したんですけど…。

この「何か」の異常さは動画ではその半分も判らない、というのが特徴の一つです。
単にキラキラきらめいてるように見えますが違います。凄まじい高速で発光、変形を繰り返してる結果、そう見えるのです。この点は各画面を静止画で切り抜いて見るとよく判りますから、次のページからはそれを見て行きましょう。ちなみにオリジナルの動画解像度は1920×1080の標準ハイビジョンサイズであり、上の動画も同サイズで圧縮をかけてますので、拡大表示で見てもらう事が可能です。できれば可能な限り大きな画面で見てみる事をお勧めします。

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