では動画からコマ単位で画像を切り出して見てゆきましょう。ちなみに画像を拡大してもさして情報が増えないのは確認済みなので、原寸での表示となっています。最初は光学望遠段階まで、いわゆるデジタル拡大望遠に切り替わる8秒までの段階で判る点を見て行きましょう。



一切の望遠無しだとこの大きさ。一定の形状、正円ではないが円形にちかい外縁部、中央に凸部があると思われる構造が既に見て取れます。おそらく肉眼でもこの程度には見える可能性があり、そこから考えると思った以上に近くに居た可能性が高いです。q単位の距離があるなら、少なくとも大気中の水分でもうちょっとボヤけると思いますしね。

現場は一面の星空が見える状態、すなわち月も街灯も人家の明かりも無い状態でした。その状態で星は全て光量不足で写って無いのに、この物体だけがこれだけの明るさで撮影出来てる、という事は間違いなく自ら発光しています。その発光原理は全く不明ですが何らかの人工照明並みの明るさがあるのは確かです。

ただし、よく見れば下側に影が出来ています。自ら発光していると思われるのに一方向に影が出来るのはこの物体の謎の一つで、これは以後もずっとそのままです。



さらに時々暗くなっており、明るさが変化する事が見て取れます。同時に大きさも変わってるように見えますが、後で見るように実は大きさどころか形状までが高速変形を繰り返しています。



ここからは6秒目〜8秒目までの第一弾望遠の画像。恐らくこの段階までが光学望遠、レンズの力での物理的な望遠、キチンと光学情報的を増やして捉えた望遠画像です。

これで中心部に凸がある帽子のような形状なのがハッキリします。そして周囲には安っぽいお化けのような、ヒラヒラした裾部分がある事が確認できます。さらに単純な白色ではなく、緑色である事が見て取れ、影は左下方向に出来ています。



間もなく色が青となり、この物体は色が変わる事が判りました。さらに明らかに外周の形状が変わっています。変形もする、という事です。



この段階ではさらに色が変わった上で縮んでおり、色と形状と大きさが同時に変化してるのが見て取れます。



なんだか輪郭がぼやけて一部が欠けてるように見える事も。かなり大幅な変形をする、と見ていいでしょう。



そして突然、暗くなる瞬間があります。この状態と明るくなる時との繰り返しでなんだか瞬いてるように見えるのです。その明滅周期に法則性は無く、しかも徐々に暗くなる時と、いきなりスイッチを切ったように真っ暗になる場合とがあります。ただし後者は動画だと完全に真っ暗に見えても、コマ単位で取り出して明度を上げると、薄っすらと光を出していることが確認できます。



さて、ここまでの画像から予想できるのは上のような凸型の帽子のような形状でしょう。さらに周辺がスカートのようなヒダになった物体のように見えるかと思われます。その印象は一面で正しいのですが、「基本的に明るく輝いてる時のみこの形状を維持できる」と思ってください。映像で見ると明るい時が一番形状判断を行いやすいので、こんな形だろうと思ってしまいますが、暗くなった時に人間の想像力の向こう側、しかも完全にランダムに近い変形をしてるのです。この点は次のページから見て行きましょう。

まあ、こんな物体が自ら発光しながら空に浮かんでるだけで十分に異常なんですが、この「何か」の異常さはそんなもんじゃないんですよ。調べれば調べるほど、この程度の異常さは気にならなくなくなります(笑)。

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