今回の旅行はブルジョア専用空港の羽田からの出発となりました。

なぜかと言えば同行者である地雷映画男が手配したから。そもそも今回の旅行はこの男が「西表島は楽しい」と言いだしたからなのです。以前、同じ理由で訪問した沖縄が面白かったので、今回も話に乗ってみたのでした。免許証を持たぬこの男はレンタカーが使えないので、免許持ってる同行者を探していたのです。

でもって旅行などの手配を面倒がらずにやってくれるので、今回も行き帰りの飛行機と現地のホテルの手配はお願いしてしまったのでした。引き換えに現地行動の段取りと各種手配、そして車の運転担当も私が引き受ける、という形です。

ただし両者は全く趣味嗜好が違い、交通費は可能な限り安くあげる主義の私に対し、この男は旅行中常に一定の快適性を求める主義なので行きも帰りも格安航空は一切使わず、JALとANAの乗り継ぎで飛ぶことになったのです。まあ、任せた以上、何も言う気は無いし、こういった旅行もタマにはいいか、と思いながら便の搭乗開始を待つ。

ちなみに西表島には二回行ったこの私に任せろ、的な事を言ってた地雷映画男ですが、実は二回とも石垣島からの日帰りで、宿泊どころか外周の県道すらまともに走って無いと後に判明するのです…。



今回の搭乗機を見る。なんか運転席の周りにベネチア仮面舞踏会のマスクみたいな黒フチがある変な機体。機内の安全のしおりで確認したらエアバスのA350-900だそうな。おそらく初めて乗る機種です。



でもって座席前にモニタがあるのに驚く。さすがはブルジョワ航空のJAL、国内線でもモニタ付きでした。
でも片道2時間程度ではなにも見れないじゃん…などと考えながら操作してたら、この画面が登場。初めて見たぞ、なんだこれ!構図からして垂直尾翼上にカメラが付いてるみたい。しかも高解像度。

うおおおおお、興奮して来たぜ、これ飛んでる途中も見れるの?ドキドキがブレーキ故障状態だぜ。ついでに胴体上にインターネット用衛星アンテナの入ったドームが乗ってますから、Wifiも使えるみたい。高いだけにサービスもイイな、JAL。



さらに胴体下にもカメラがありました。飛行中の地面を見るならこっちですが、今回はほとんど海上飛行なので、尾翼上のカメラに期待。



さあ、出発ザマス。私も地雷映画男も休日ながら午前中に用があったので、すでに午後4時過ぎの便で出発。途中で日没になるかと思ってたんですが、4月中旬の日差しは意外に粘って、那覇空港到着まで明るいままでした。

そしてJALというか日本の航空会社ですから、出発時に皆さん、手を振ってくれます。では行ってまいりまする。

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