なので次の週末、4月25日の土曜日に都心西部の様子を見に行くことにしました。

幸いにして我が本拠地、上野地区からは自転車で山手線周辺の繁華街をほぼ全て回れてしまいます。街中にはほとんど人が居ないので、自転車での移動なら他の人にはほぼ接近しないで済むのです。人が多いところは避けて行けるところまで行ってみようと思ったのですが、結論から言ってしまうと、この日一日、全く密集した人ごみを見かけませんでした。

まずは新宿と原宿の間にある代々木の駅前から。ここはそれほど繁華街というわけではないですが、それでも人が少ない街ではありません。それが日曜の朝10時でこの状態。ああ、これはこの一帯も死んだ街のようだな、という予感を感じる。



新宿駅南口到着。バスタに向かう歩道橋の上から見てこの状態。いや、誇張抜きで通常時の1/1000以下の人出では?ここの巨大な歩道にこれほど人が居ないとは…。新宿の出口の中では最も地味な南口ですが、それにしても、です。

ちなみに横を通ってる国道20号、甲州街道も車は少なめ。やれやれ、エライことになってるな、と思う。



その南口正面。奥に見えてるのが前の写真を撮影した歩道橋。
ここでしばらく見てましたが、いくら待っても、ほとんど人は出てきませんでした。土曜の午前10時過ぎの新宿でこれか。



とりあえず、新宿の心臓部、東口から歌舞伎町に向かうため、立体交差横の階段を降りる。ここも通常なら人だらけの場所です。

余談ですが、今では綺麗に整備されてしまって普通に新宿の一部になってますが、昭和の末期近くまでは古い建物が立ち並び、夜には目つきの怪しいアンちゃんが怪しいシンナーとか売ろうとして通行人に絡んでくる、という東京でも有数の危ない一帯でした。今では都内にそんな場所、完全になくなってしまいましたね。

ついでに右手奥、立体交差が終わるあたりに、最初に繁華街に開店した漫画専門店、まんがの森の本店がありました。とっくの昔に閉店済みですが…。ちにみにこれを日本最初の漫画専門店とするのをたまに見ますが、日本最古の漫画専門店は1979年開業の、神保町、高岡書店でしょう(まんがの森が1984年、大阪のわんだーらんどが1980年開業)。もっとも、こちらも2019年に閉店してしまいましたが…

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