さて、絶賛降雨中のまだ肌寒い沖縄で、私はこれから城跡見物に向かいます。ちなみに入場券売り場は入り口とは全く別の場所、駐車場の横にありますから注意。



そこにあった城跡の地形模型。
なにせまともな資料が残って無い城なので建物とかを勝手に復元してしまうわけにもいかず、このように地味な復元模型となったようです。石垣類のみの復元ですが、これを見ると高台にある城塞部と、その麓の平地部とに構造は分かれており、意外に大規模なものだったんだと思う。



その入り口から見る北西面の石垣。城跡が森に飲まれた後もこの石垣周辺だけは外から見れたようで、古い写真が残ってたりします。というか、ある程度の規模で残っていたのはほぼここだけだったらしいのですが、当時の写真を見るとすでに崩壊してる、という感じで、こんなにきれいになってるのは全て戦後の想像復元です。

夢もロマンも無いことを言ってしまえば、正しい状態を示す資料は何も残って無かったのはずで、これ、復元は適当でしょう(笑)。まあ、そこら辺りは割り切って、とりあえず見学に向います。



入り口はこんな感じ。この右手に受付があり、そこで入場券を見せます。ちなみに猫がいました。やはりこの島は猫の島。



現在の見学コースの入り口となってる平郎門。かなり立派なものですが、これも本来は崩壊してた可能性が高く、どこまで北山王国の形式を正しく再現してるかは判りませぬ。
とりあえず恐ろしくビシッとキレイに石を整えて積んでいた中城城、座喜味城などとはだいぶ異なってはいます。

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