■見学には最高だ



博物館棟に入っていると、ガラス張りの階段部が騒がしい。
なんだろ、と思って見に行ってみると、訓練飛行の離陸が始まってました。
画面中央に、前輪が浮いたT-4が居るの、わかりますかね。

ここはちょっと高い位置にあるため、滑走路全体が見渡せていい感じです。
できればガラス無しのベランダに出たいところですが、
そうすると右に見えてるような戦争でもやる気か、というカメラを持った
大きなお友達が殺到してしまって危険なんでしょうね。



先ほど、着陸展示をやってた2機も滑走路に向かいます。
風が西から吹いてるようで、その他の機体はわざわざ西端の駐機場から、
ここまで地上を移動して来て、あの発進位置に付いてました。



その後、館内を見学してたら、館員(元自衛隊員のボランティア?)の人から、
珍しい機体が飛ぶから、見といた方がいいよ、と教えてもらって再びハンガー棟から外に出ると、
蒼いこの機体が離陸してゆきました。

ただのビジネスジェットでは?と思ったんですが、救難機のU-125Aという機体なんだとか。
あれ、この機体も救難機なのに塗装は青いのね。
見つけにくい救難機って意味があるのか、と思うんですが、あるいは地上や海上からだと
この色の方が見やすいんでしょうか。

ついでにジェットだと現場への到達速度は速いでしょうが、
現地での活動は重くて速すぎてあまり役に立たないような気がするんですが、
まあプロの皆さんが選んだ機体なので、なんとかなるんでしょう。

ちなみにイギリスのデ・ハビランド社開発の機体に救難用装備を積んだものだそうで
航空自衛隊が英国機を使ってるとは初めて知りました。
(ただし現在はホーカー・ビーチクラフトになってる)



結構重いようで、T-4に比べるとかなり長い滑走距離を取って、ようやく浮いてました。

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