■夏の香り



そこから、最高学府こと東京大学の本郷本部に潜り込んで歩いて見る。
この辺りは大学にしとくには惜しい景観が意外に多かったりして、
歩いてるとなかなか楽しいです。




夏っぽい夕方になってきました。
もう、それだけでうれしくなってしまう私は、
とても安上がりな幸せの狩人なのさ、ふふふ…。



翌日は久しぶりに浅草方面に進出。
近所なんですが、歩いて行くには遠く、自転車で行くには近すぎ、久しぶりの訪問。

そしたら、雷門前の観光案内センターが、いつの間にやらスンゴイ感じのデザインに
変身してしまっていて驚く。
そういや、このビルも30年かそこらで建て替えられてしまったような気が。



その最上階には展望コーナーが設けられており、当然のごとくスカイツリーも見えます。
ちなみに、その右手前に見えてる中華的な金色の下品なビルが地元では
ウン●ビルとして有名なアサヒビールの本社。

その名の由来は右手に見えてる巨大オブジェゆえなんですが、
もはや意地なのか本気で気に入ってるのか、未だに撤去しようという動きは無いようです(笑)。

でもって地元ではホントにウ●コビルで通用してまして、歩いてると若い女性が
「えー、●ンコビルの方に行っちゃったの?浅草側って言ったじゃん」
といった話をケータイで大声で話しながら歩いており、とても新鮮な気分になります(笑)。



で、その展望テラスから見た浅草の町。
手前が雷門で、奥がこの間補修工事が終わった本堂、その左に五重塔が見えます。
本堂と雷門をつなぐ、屋根つきの商店が並ぶ辺りが仲見世通りですね。

江戸下町、といったイメージで売ってる浅草ですが、この写真に見える建物は
全て戦後のものでして、そもそも、この街は大正期くらいに発展したエリアだったりします。

ちなみに、写真の左側、画面から切れてる辺りがかつての映画街、浅草六区なのですが、
現在ここも大規模な再開発工事が始まっており、しばらくは寂しい状態が続きます。

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