■歴史ある自然


というわけで、今回から自然史博物館(Natural history museum)編に突入です。

前回まで探索していた科学博物館の横にある施設ですが、
前にも説明したように、こちらは神様が創ったもの、
つまり生物、鉱物、自然現象が収集、展示の対象となります。

博物館としてはこちらの方が科学博物館より先輩でして、
その建物も下の写真のように、どこの宮殿ですか、というデラックスさ。



ベラボーにメチャクチャですね(笑)。

さて、では例によって現地の案内マップによって、その内部を見ておきましょう。
マップを見てすぐ気が付くと思いますが、入り口のあるグランドフロアが中心で、
他の階はあまり大きくない…ように見えるのは、建物が異常に巨大だから(笑)。

東西で約300m、南北に約100mの大きさがあり、冗談抜きで東の入り口から西の入り口まで
全力で走ったら、普通の人ならダウンします(笑)。
ちなみに科学博物館も東西だけならほぼ同じ(20mくらい短い)ですが、
南北の奥行きが半分くらいになってしまうわけです。

さらにこのマップだと、極めてアッサリ描かれてる左端の卵形の物体、
実はこれも完全に独立した展示棟ですから、まあ、ホントに半端じゃないのです、ここは。




マップは、自然史博物館を上の写真と同じ側から見ています。
入り口(Entarance)は建物正面、西側(マップで左)、東側(マップで右)の三箇所あるのですが、
科学博物館の並びで、地下鉄の駅の出口からも近い東側がメインの入り口となってます。

今回、私もマップの右側に見えるその入り口から入って、
エスカレーターをシカトして本館内部に突入するわけです。

マップ上の茶色の線がこの日の進撃路で、左手、遭難者の足跡のようなごちゃごちゃしたトコが、
この博物館のメインとも言える、恐竜コーナーでございます。

ちなみに、私は全く気にせず見学しちゃったんですが、
この博物館はコーナーごとに色分けされています。
ただし、その分類は結構適当で(笑)、基準がイマイチわかりません…。

とりあえず東側がレッドゾーンで、テーマは惑星としての地球。
そのとなりがグリーンゾーンで、鳥やらサルやら樹木やら、生き物が中心。
ただし、なぜか各種鉱物の展示もここにあります。
その横のブルーゾーンもテーマは生物で、ここに恐竜がいるほか、
鯨などの巨大海中生物からパンダの剥製まで、いろいろあります。

最後がオレンジのゾーンで、ここは基本的に研究エリアです。
その中にあるのが、あの卵形の建物なんですが、これは翌日、
敗者復活の雪辱戦にて訪問します。

さて、では前置きはこの位にして、さっそく行ってみましょうか。


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