デグー隊員番号一号のデイお母さまは、この記事を執筆している2023年3月の段階で6歳10カ月、間もなく7歳です。
私がデグーを飼い始めた頃は英語圏も含めてロクな情報が無く、平均寿命は5年前後、と聞いていたためこの長寿は嬉しい誤算でした。現段階ではグウ母ちゃんも6歳を突破してるので、ケガや病気がなければ普通に6歳は生きると思っていいようです。

実際、5歳くらいまでは多少回し車の運動量が減った程度で、まだまだ元気でした。ただし6歳を越えて数カ月すると、さすがにちょっと歳を感じるようになってきます。子供たちの回し車の速度に付いて行けなくなったり、全体に毛並みが悪くなり痩せてきます。恐らく全身の筋肉量が落ちてるんだと思いますが。



まあそれでもまだまだ元気にオヤツを食べます。というか女の子班三匹の中では、未だに最も食欲旺盛です。実に美味しそうにヒマ種を食べるのもお母さまの特徴。

ちなみに我が家の食事は一匹あたり牧草一日10g(半分近くは残すが諦める事)、ペレットのデグープラス3個(一度に与えると埋めてしまう、他の子が食べちゃう、という事態が多発するので朝、夜、寝る前の三回に分けて与えてる)、オヤツのヒマ種12個前後(これも朝夕二回に分けて)、ピーナッツ半欠け、あるいは乾燥大豆一粒を朝夕二回、ニッパイのハムスターペレット ハードタイプ一粒を二日に一回、レーズン(干ブドウ)を週一回一粒、という量で与えてます。とりあえずこれでデグーは元気にやってます。

この点、何度も書いてますがデグーは完全な草食だから牧草が主食、というのは間違いで、厳しい環境で生き残るために草を食べてる、可能なら木の実などを好む非動物性たんぱく質の雑食系です。この点を勘違いすると塩分を含めて確実に栄養失調になりますから要注意。



恐らく筋肉量の問題で、以前に比べると、ちょっと小さなってます。まあ飼い主以外は気が付かないと思いますが。



このお尻をペタンと床にくっ付けてオヤツ食べる、毛づくろいをする、というのはデイお母さまだけがやる行動なんですが、歳をとってから見る機会がさらに増えた印象を受けます。以前のようなジャンプはもう無理、ちょっとヨタヨタする事があるなど脚力が落ちており、その状態だとこの姿勢の方が楽なのかな、とも思いますが、本当の理由は本人のみが知る、ですね。


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