まずは横から。
主翼の弾倉による出っ張りは下面にもあります。
ヒスパノの20mmの弾倉はドラム型、円筒形のため、
こういった感じで収容するしかないんでしょうね。

さらにフィッシュ テイル型の排気管、出しっぱなしの尾輪など
Mk.Iとどこが違うの?と聞かれても、エンジンと名前だよ、としか答えようがないですね(笑)。
少なくとも私には外見からだけで両者の見分けは無理です。

ついでに胴体後部手前にあるのはイギリス空軍(RAF)の電池車で、これは後でまた解説します。



反対側から。
やはりカッコいいなあ、というのが個人の印象。

手前にあるエンジンは、マーリンIIIなので、
本来はこの機体ではなく、Mk.I までに積まれていたエンジンですね。

ちなみにマーリンエンジンも最初はカッコつけてローマ数字だったんですが、
開発ペースが速すぎて(笑)あっという間にXX(20)まで到達、
これも以降はアラビア数字の表記になるようです。



やや斜め前から。

主翼外側の7.7mm機関銃の銃口についてる赤い札は地上でホコリが入り込んで
機銃が故障するのを防ぐための紙のシール。
空中に上がった後、機関銃の試射を行ってこれを吹き飛ばします。
本来は20o機関砲の砲口にも貼りますが、それほど砂ぼこりの無い基地ならそれほど神経質では無かったのかもしれません。


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