■10年ぶりの彼
さて、券を買ったら入場口に向います。
このマンションの工事現場のような空間が展示場所です。
ここが入り口。
ちなみに入場券は見せるだけで、後から記念館本館にも入れるほか、
当日中なら、何度でもゼロ戦の見学は可能なのだとか。
中に入るとこんな感じ。
入場券売り場の混雑からすると、思ったほど人は居ない感じですが、
それでも人垣で機体は見えません。
中央右にプロペラとカウルがちょこっとだけ見えてるのがわかるでしょうか。
はい、というわけでこれが零戦52型、
昭和19年にサイパンで鹵獲された61-120号機です。
ごらんのようにロープが張られて、あまり近づけないのですが、
逆にそのおかげで、こういった全体の形状をキチンと捉える事ができたりします。
正直言って、細かい部分はちょっと微妙…という機体なので、
この程度の距離を置いて見るのがちょうどいいという気もしますし(笑)。
それでも、靖国神社、上野の国立科学博物館、浜松の航空自衛隊 航報館にある
機体よりはずっとマシですから、見る価値はあるでしょう。
真正面方向から。
プレーンズ オブ フェイムの展示ではこんな位置からの撮影は
不可能でしたから、ある意味、ありがたい。
とくに屋外の明るい光の中で撮影できるのはいいですね。
この機体、南向きに展示してるので、
冬の低い日差しだと意外なとこに光が当たって、面白いです。
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