■ポイント制まで、あと何マイル?


というわけで、今回のオマケはこれだ。



「……いや、なんですかコレ?」

翌日に訪れることになった、壇上伽藍の建物の一つにあった張り紙。
ちなみにここは拝観料の支払い所。

「お寺の入り口?」

まあ、そんなものだ。
で、ここでminapitaカードを持っていると、なんと拝観料2割引!

「え?そういうサービスがあるの?」

あるらしいんだ。
ちなみに、このよくわからんネーミングのカードは、
先払い式 ICカード(南海電鉄用?)とクレジットカードを一体化したもの。
いわゆるポイントカードも兼ねていて、お買い物でポイントがたまるらしい。

「じゃあこの拝観料でもポイント付くのか?」

いや、そこまでは無理。ここ、無人で、となりの箱に拝観料入れるだけだし。

「2割引で160円ってことは、本来は200円か。おつりは?」

拝観料の箱に手を突っ込んで、自分で回収する事になる。

「そこまでやるなら、200円払うよ」

まあね。でも、ここは関西圏だ。
もしかしたら、皆さん、普通にそのくらいやるのかもしれん。

「どうかなあ。バチあたりそうだぜ」

この様子じゃ、お賽銭も入り口横のカードリーダーにクレジットカードを通す、
とかいう時代が来るのかね。深夜はポイント還元3倍とか。

「どうかねえ。三途の川アタリではすでに導入されてそうだけど」

中国系の人たちとか、あの世でもそこら辺はシビアそうだもんなあ。
仏教圏のあの世は、ユダヤ教圏のあの世なみにシビアかもしれん。



「で、いきなり何?」

しんみりしちゃったので、ちょっと明るい話題。
ケーブルカーの高野山駅にて。
世界遺産高野山が(星3つに)ランキングゥ~だぜ!

「…グゥ、ですか。よほどうれしかったんだろうね」

疑う余地は無いね。Michelin を“ミュシュラン”と読むのは、
和歌山方面の関西弁ではそうなのか、
興奮のあまり、キーボードが滑ったのか。

「まあ、うれしかったんでしょう」

レストランガイドならともかく、
ミシュランの旅行ガイドにそこまで権威があるかなあ、
という気がしないでもないが、まあ、価値観は人それぞれだからね。
はい、今回はここまで。

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