■これにて撤収



大名墓所シリーズで、ちょっと信じてしまったのがこれ。
紀州徳川家の初代、徳川頼宣の墓所。
地元和歌山の人だから、これはホンモノかな、と思ったんですが、
調べてみたら、どうも別の場所にお墓はあるらしい。
これも一種の“慰霊碑”と考えるべきでしょうね。



でもって、このエリアで、もう一つ目に付くのがこのタイプの墓所。
さまざまな企業の慰霊碑、慰霊塔で、
一部には創業者のお墓も兼ねてるらしきものが。

どうも高野山用語ともいうべき“墓所”という言葉には
いろいろな含みがあるようで、正直、よくわからん部分でもあります。



ウロウロしてるうちに、大分暗くなって来ました。
そろそろ引き時ですかね。



帰りは、そんな墓所エリアのすぐ横を通る例のメインストリートに出てみます。
この道路のおかげで、あれだけ立派な墓所エリアが、
微塵も幽玄な雰囲気が感じられない場所となっています…。

個人的に、世界遺産てのはわざわざ見に行くようなもんじゃない、
というのはロンドン塔やら蘇州やらで痛感していたのですが、
日本のそれも例外では無いような気がしてきました…。

すぐ向こうに駐車場と観光センターが見えてますから、
どうやら、大分ゴール近くまでは来てたみたい。
まあ、とりあえず、続きは明日、という事にしましょう。


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