■銅像に同情

さて、今回も大阪の余力総決算について再確認だ。
準備はいいかい、ペロ君!

「必要なのか、準備?」



まずはコレ。
アメリカ村役場広場(勝手に命名)にあった銅像その1。

「女の子と…ネコか?」

ピンポン。
実は記事内で紹介した愛の人像も含めて、
今回紹介する銅像の中では唯一服を着てる子だ。
さすがの大阪も、幼い女の子をスッポンポンにするのは、
心が痛んだのだろう。

「はあ、さいで」

が、注目なのは左側のネコだ。
これが異常なまでのハイテンション。
二本足直立、さらにエビゾリでカマキリ拳の構えを見せるネコ、
というのは個人的には生まれて初めて見たぞ。

「連中については、興味ないね。どうでもいいよ」

ここは普通に考えて、ドラッグ一発キメちゃってる、と考えるべきだろうな。

「いや、普通じゃないだろ、その考え」

そう考えると、全てに納得がゆく。
ネコまでが“ドラッグ一発キメるニャー”とか言ってるようでは、
大阪の人類の立場としては、
“安全で安心のアメリカ村”宣言を出さざるをえないだろう。

「さいですか」

うむ、ここでは同じホモサピエンスとして、アメリカ村関係者の皆さんに、
全力でがんばっていただきたい、と思うしだいだ。



「で、これは?」

そのドラッグキャット像の前にあった“フルチンでウサギに同情される少年像”だ。

「いや、それ、あんたが勝手にそう呼んでるだけだろ」

それも一面で事実だが、このウサギの慈愛に満ちた表情、
絶望の淵に沈んだような辛気臭い顔の少年(フルチン)、
この二つを合理的に説明できるストーリーは、ただヒトツしかない。
つまり大阪ではパンツはかないと、ウサギ以下の存在になってしまうから気をつけろ、
という宇宙からのメッセージだ。

「どこの町でもそうだと思うよ」

いや全く、この像を見て、表を歩く時は必ずパンツは履こう!
と私も決意を新たにしたよ。

「パンツ着用が、決意を必要とする行動なのか、あんたの場合…」

はい、というわけで、実に勉強になったが、今回はここまでだ。


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