■戦場は、再び大阪へ
というわけで、帰りは高野山から鈍行乗り継ぎで約3時間、再び難波の地に帰って参りました。
本日の宿は、ここから徒歩8分前後の場所。
前日の聖地たる高野山から、いきなり混沌の欲望と旧食い倒れの街、
難波の街のど真ん中に移動ですから、落差、デカイ、デカイ(笑)。
ホテルに向かう途中で見かけた看板。
…いや、まあ、いいんですが、ここ、駅前一等地ですから、
結構儲かってるんですかね、大阪のこんにゃく屋さん…。
本日の宿。典型的なビジネスホテルです。
一応、南海の難波駅から8分前後でしたが、
いわゆる繁華街とは正反対の位置だったりします。
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本日の部屋からの眺め。
昨日の静かな高野山の町並みと比べると、落差、デカイ、デカイ(笑)。
こうして見ると、ホントに大阪は高層都市になってしまいましたね。
ちょっと脱線しておくと、“大阪市”は人口約266万人でして、
これは横浜市の367万人より少なく、東京以外の大都市圏としては日本じゃあ3番目だ、の規模。
が、この数字には一種、数字のトリックとでも呼ぶべきものがあります。
実は、この両者は、その面積が倍近く違っており、
面積で見た場合、横浜は約437.4平方キロメートル、
対する大阪は約222.3平方キロメートル、実に約半分でしかありません。
フェアじゃありませんね(笑)。
人口だけを見て、横浜の方が都会と思ったら「ちょっと違う」事になります。
実際、人口密度で見たら、大阪約12000人/平方キロメートル、
横浜約8400人/平方キロメートルで、大阪の方がずっと上だったりします。
ここら辺、アメリカの人口2位のロサンゼルスと、3位のシカゴの関係に似てます。
普通の人が普通の感覚でみたら、人口では少ない、大阪やシカゴの方がはるかに都会なのです。
都会度、という点を測るなら、人口密度に注目しないとなりません。
実際に、もし、横浜と大阪を同じレベルで考えるとするなら、
少なくとも堺市、東大阪市くらいまでを一緒に考える必要があります。
大阪と堺、東大阪を併せると、面積は約434.1平方キロメートルで、ようやく横浜とほぼ同じに。
が、人口の方は約400.5万人となり、横浜軽くを越えてしまうのです。
さらに、大阪周辺には門真市やら吹田市といった、人口の大きな衛星都市が多くありますから、
都市圏、という視点で見た場合、圧倒的に大阪の方が巨大です。
日本で東京に次ぐ大都市はどこだ、という質問には、微塵の迷いも無く、
大阪である、と応えて問題ないでしょう。
以上、脱線でした。
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