■大阪ハンク・アーロン
イオッホー!ペロ君、ではさっそく今回のおまけだ!
今回はこれ!
例の怪しい商店アーケードで見かけたシャッターの絵だよ!
「…なんだ、これ?妙な絵だな」
そう、パッと見てどれが誰だか、一発でわかる有名キャラたちだけど、
この絵の中の人(?)はみんな顔を隠してるのさ。
「だから?」
その結果、さあ、見てごらん、シャッターのどこにも著作権表記が無い。
顔を隠してしまってるからね。
「え?あれ、ホントだ…。ええ?ありなのか、こんなの?」
ここでこんな話をするのもなんだが(笑)、限りなくグレーだろう。
この手の著作権問題では、サザエさんの似顔絵が無断で、
観光バスの車体に描き込まれ、裁判に持ち込まれたことがある。
この時は、誰が見てもサザエさんのキャラクターだと
認められる絵なら(類似性)、それは著作権の侵害にあたるとされた。
海外では、なぜかイギリスで争われたポパイのキャラクターグッズをめぐる裁判が有名だが、
結論から言えば、似たような判決となってる。
「じゃあ、ダメじゃん」
が、この二つの事件では、被告は作品名を明記していたんだよ。
前者は「サザエさんバス」を名乗り、後者はそもそもポパイのキャラクターグッズだった。
だから「誰が見ても」サザエさんとポパイなのは、疑う余地がない。
が、この絵には、どこにもその点の明記がない。その上、顔が見えてない。
こうなってくると、「誰だ見ても」そのキャラだとわかる、という点が論点になってくるから、
うーん、どうだろうね、私の知識の範疇を超えてしまうね、この先は。
「あんたもダメじゃん」
すみません…
でもって、某クロネズミはおろか、まあ、いろんな有名キャラメジロ押し、
って感じのシャッターが続いているのでした、ここ。
「いい根性してるなあ…」
だよねえ。
さて、今回は、最後にもう一つ、小ネタを載せて終わりとしよう。
「ショップ 二百十?何のお店?」
よく見てごらん、通天閣って書いてあるぞ。
ここは通天閣のオミヤゲ屋さん。
「なんで210?そんなにお店が入ってるの?」
いや、これはダジャレなのさ。
2と10で、ツーとテン、つまりツーテン閣。
「……」
……テへ?
「東京渋谷の東急のお店が10と9でトーキュー、すなわち渋谷109ってやつ?」
まあ、元ネタはそこらへんだろう。
結果として、日本の東西にメッサーシュミット社の戦闘機の名の店が存在することになった。
いい話じゃないか、ペロ君。
「そうかねえ…」
はい、という感じで、今回はここまで。
次回、いよいよ最終日がスタートざます。
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