■混沌と経済



でもって近鉄 鶴橋駅の改札を出ると、いきなりこの景色。
ああ、やはり!
この鶴橋駅周辺一帯は、アーケード街迷宮でヤンス!
思ったっとおり!



ウヒャヒャヒャ、こういう混沌とした商業エリアは楽しい。
個人的には大好きです。

余談ながら、こういった“アーケード商店街”は首都圏にも
いくつかあるものの、大阪、京都などに比べると、はるかに少ない。
しかも、全体的にこギレイで、はっきり言って面白くない。

あるいは上海や香港はそれこそ混沌市場のメッカでありバルハラなのですが、
これは、ほとんどがビルに入ってしまっており、路上店舗な混沌ではない。
(香港あたりの路上店舗街はほぼ観光用、上海では密集度が低い)

そういう意味で、大阪のこういった混沌とした商店街は、
たぶんにアジア的でありながら、それでいて、オリジナリティ高い、
という非常に愉快な地帯となっておるのであります。



いや、もう、ウロウロしてるだけで楽しい。
予備知識なし、というか、失礼ながら、関東人には鶴橋という
地名すら聞いたことない、というレベルでやって来たのですが、
かなりの広いエリアで驚く。
アーケード部の面積だけで、東京上野のアメ横周辺と互角じゃないでしょうか。
これは楽しい。大阪は、楽しいぞ。



ただ日曜の夕方、という事で、結構閉まっているお店が多くて、
この点はちょっと残念。

ついでに、どうも一部は青果の卸売り市場にもなってるようで、
いやはや、なんでもありだな、と感動。

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