入り口を入ったら、素っ裸のお姉さんが変なポーズしてる彫像が置かれてる。
ゴミ捨て場にあったから、もったいないので拾ってきた、とからならいいですが、間違っても都民の税金で買ったとかではありませんようにと神に祈る。

 

中はこんな感じ。ここも緑が豊かで実に良いですな。



パンパス テンジクネズミさん。テンジクネズミはモルモットの事ですから、その親戚らしい。デグーにも似ていて、南米のげっ歯目は可愛いのう、と思う。そしてここは恐るべきげっ歯目天国である事が後ほど判明するのです。

余談ですが、テンジクネズミはインドネズミの意味ですが、当然、モルモットは南米産であり変な名前です。そしてそもそもモルモットはヨーロッパからアメリカ大陸まで見られるげっ歯目、マーモットのなまったもので、本来、別の生き物の事なのです。

これだけ気の毒な日本語の扱いを受けてる動物も珍しいのですが、さらに加えて英語圏ではギニアピッグ、すなわちギニアの豚と呼ばれてます。ギニアはアフリカですから地理的には全く無関係で、当然豚でもありませぬ。ここまで来ると人類は何かモルモットに深いウラミでもあるんかいな、と思ってしまうところです。



涼しそうに泳ぐペンギン。
ペンギンに日本の夏はつらかろうと思ってしまいますが、このフンボルトペンギンは南緯33度あたりまで、北緯で言ったら日本の長崎辺りまで生息してる連中なので、南極ペンギン軍団に比べると、暑さには強く、それどころか日本の動物園は世界最大級の繁殖地になりつつあります(笑)。

野生種は絶滅危惧種なのですが、日本の動物園では繁殖が絶好調で、今では繁殖の抑制が行わるほどになってるはず。同じくチリから来て元気にやってる我が家のデグーをちょっと思い出します。

 

ニホンカモシカが居ました。柵の中を歩きながら一周してたのですが、ふと見れば怪しいオッサンがカメラを構えて待ち構えてる。このため「変質者?その顔は絶対変質者ですね?」という感じに途中で固まってしまい、この後ダッシュで逃げられました…。

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