■商売はステキだ

さあ、ペロ君!今回はワールドワイドなビジネスについて語りあおう!

「やだよ」

オッケー!実はオレもだ!
何がビジネス チャンスだ、ビジネス パーソンだ!
ヘンなカタカナ使えば読者だませると思ってんじゃないぞ!

「…それ、今回の本題に繋がる話なんだろうね?」

いや、全然。

「……君は本題に、入る」

はい、私は本題に入ります。



今回の御題はこれザンス!

「…自販機?」

自販機ザンス!

「だから?」

売ってるものに注目ザンス!

「え?ジュースじゃ…ないな、これ。
…折りたたみ傘か、ひょっとして?」

ピングポングザンス!
なんと、折りたたみ傘の自販機なんだよ。

日本は私の知る限り、銀河系最強の自販機先進国だ。
その完成度、そして街中の密度、総台数、
あらゆる面で世界最高峰だろう。
こんなに都心から田舎まで自販機だらけの国は他に知らん。

が、香港は別の方向、とにかく何でも自販機で売っちゃうという面で
かなりユニークだったのさ。
この傘の販売機も、一発ネタではなく、何箇所かで見かけた。

「需要あるの?」

まあ、現在の香港は雨季だ。
南国の雨季におけるニワカ雨の破壊力はハンパではないから、
そういった需要を狙ったのかもしれない。
しかもこれまでオクトパスカード対応自販機なんだ。

「うーん、商売になるのかねえ…」

雨さえ降ってしまえばこっちのもん、的なノリだけで造った感はあるけどね。



「お菓子…ではないよな」

これはすごいぞ。
上2段は、I-phone専用のケース。
3段目は同じくそのヘッドフォン。
その下、4段目、5段目は普通のヘッドフォン。
最後の段は詳細不明の変換コネクタのようなものを売ってた。
ちなみにこれも右に見えるようにオクトパスカード対応。

「…自販機で買うものかね、ヘッドフォンって…」

まあ、買い物ってのは文化圏によって、結構差があるので
うかつなことは言えんが、微妙な気はするなあ。
でもこれ、電気街とかではなく、普通の鉄道駅に普通に置いてあったんだよ。

「…謎だねえ…」

謎なのさ。



最後はこれ。

「えーと、あれか、栄養ゼリーのパック?」

残念、インクジェットプリンタのインクと、一番下は写真プリント用紙。
当然、これもオクトパスカード対応。

「…謎だね」

まあ、そうだね。
はい、今回はここまで。


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