■味皇さまのお味
さて、席に座ってメニューを見ると、右下の料理に目が行った!
秘制の師父、ですよ、あーた。それが33香港ドル(約370円)ですよ!
これください!
来ました!
見た目はイマイチですが、味はなかなか。
香港は当然、長米、いわゆるタイ米が多いのですが、
やはり丼もの、チャーハンものはこっちの方がはるかにウマイ。
日本の牛丼とかも、こっちの方が絶対いいと思うんですが、
ここら辺は好みというより、食文化の違いですから、受け入れられないでしょうかね。
ちなみに、メニューによると2香港ドル(約30円)の追加でアイスコーヒーが付くとか。
むう、これは…
実は香港はかつてコーヒー墓場として有名でした。
イギリス植民地で育った彼らは、なぜか知らんがコーヒーを見ると無意識に
牛乳と砂糖をぶち込みたくなるイギリス人の精神支配を受けており、
香港でコーヒーを頼むと、殺意を感じるほどの牛乳と砂糖を叩き込んだものが出てくるのです。
これはホットもアイスも変わらず。
が、香港がイギリスの呪縛を離れて早13年。
もはや、君らのコーヒー文化は自由なのだ!
さあ、私に見せておくれ、君達の13年の進化を!
お姉さん、アイスコーヒーも付けて!
…13年間、全く進化してませんでした
君達はいままで、いったい何をしていたのかね?
ホテルに帰ってニュースを見てると、このころやってた米韓合同演習のニュースが。
なんか延々とこの話題を続けてました。
中国本土のテレビは、深夜に軍が提供してるらしい番組もやってるんですが、
これも香港でも見れるようになってました。
兵器やら戦争なんかより、二階建て路面電車やスターフェリーの方がよほど面白いのに、
と思ったんですが、まあ、そこら辺は人それぞれでしょうね。
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