■だんだん投げやりになってゆく
で、ここからは突然、こんな企画展示が。
むう、世界の航空母艦とな。のぞかせてもらうよ。
…なんかスゴイ適当な模型の空母が10個ぐらい並んでました。
はい、このコーナーの紹介、ここまで(笑)。
その先にあった謎の旗。
ソ連海軍の軍旗、とのことですが、えらく小さい。
何に使ったものやら…。
次はの展示コーナーはこれ!
…珍品てあーた、その…。
まあ、中国の珍は希少価値の高い、という意味ではあるんですけどね。
…いや、それでも変か。
内容的には、ミンスクの倉庫に落っこちてたものを、
適当に拾い集めて来ただけじゃないのか…ってな展示でした。
が、時計とか、電話とか、ホントに適当に拾って来ただけだろう、
という展示品の数々の中に美しいまでにさりげなく、こんなものが
核爆弾の時限信管。
ミンスクに核爆弾装備可能な航空兵器はありませんし、
長距離対艦ミサイルに時限信管つけるモノ好きも居ないでしょうから、
どこから持ってきたものかは不明ながら、ホンモノっぽいです。
(ただし中国語の解説では核ミサイル用時限信管となってます。
が、よほどの度胸がないと、移動目標を狙う長距離ミサイルに
300秒までしか切れない時限信管は使えないと思いますが…)
ただし、普通に見れば、これ、ただのタイマーですし、
通常兵器の時限信管でないかなあ、という気もします。
まあ、ここは展示者の主張を信じておきましょう。
ちなみにアメリカの場合、核爆弾の信管は時限信管、高度計(気圧計)連動の信管、
さらには地上に対するレーダー近接信管というように、
複数の信管で多重に起爆できるようにするんですが、
ソ連の場合はどうだったんでしょうね。
ちなみに目盛りは50から300まであります。
文字盤にアルファベットでCEKとありますから、秒単位ですね。
(секунда、ロシア語で“秒”の綴りの略)
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