■あの海峡を横断せよ



さあ、九龍(カオルーン)半島に向けて進むのだ!ムハー!

ご覧のように九龍半島側はとっても平坦な景色が広がります。
遠くに見えてる山々が新界です。
こうして見ると、手前に見えてる九龍の平坦部を
イギリスは1860年代の2回目の割譲で分捕ったのよ、というのがよくわかるかと。



途中で向こうから来たスターフェリーとすれ違う。
奥には、例の超巨大ビルも見えてます。
いいねえ、絵になるねえ。

いや、しかし昨日は曇り空で全く気が付かなかったが、
ホントに海、きれいになったなあ…。
できれば今日一日、このままスターフェリーで往復しまくっていても、
それなりに幸せかもしれないなあ…。

まあ、でも高い金払ってきてるんだし、それはまた今度にしよう。



香港島側を振り返る。
こちらはご覧のように、山がすぐそこまで迫ってますね。

中央右、怪獣シーボーズのように黒い壁に白い帯が入ったビルの裏に
昨日、搭乗に失敗したピークトラムの駅があります。

ちなみにあれは香港最大級の銀行のビルで、
国家銀行が存在しない香港で、お札を発行してる銀行の一つでもあります。
(香港のお札は複数の発行機関があるので、例えば100ドル札でも3種類ある)
で、自分のとこで刷ってるお札にはちゃっかりあのビルの絵柄が入ってるので、
地元の人には、おなじみのビルとなってます。



さらにその左手を見る。
湾仔(ワンチャイ)の周辺ですが、画面の左手はもう銅鑼湾(コウズウェイベイ)でしょう。
画面右に見えてるハマグリのような建物が、昨夜のブックフェアの激戦地、
香港コンベンション&エキシビジョン センターですね。

こちらにも、ワンチャイからのスターフェリーが写ってます。
ビクトリアピークには欠かせない存在ですね、彼らは。



というわけで、あっという間に尖沙咀(チムシャツイ)のフェリー乗り場に到着。
ああ、もっと乗っていたいなあ。

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