■ちょっとアレな人々
というわけで、今回のオマケコーナーは、
国立美術館で見かけたちょっとアレな彫像たちだ。
「ちょっとアレって?」
まあ、こんな感じだ。
個人的に空手チョップの練習をする天使と名付けてる作品。
「あー、まあ、そう見えなくもないが…実際には何?」
解説によると14世紀の彫像で、ひざまずく天使、というタイトルだそうだ。
「まあ、空手チョップではないだろうよ」
でも一応フォローしておくと、この天使さん、鎧を着てる武装天使だから、
おそらく見返る、否、実蛙、否、ミカエル閣下だろう。
彼は天使業界のボスにして武闘派のトップだから、
空手チョップくらい練習してても不思議はない。
「そうかねえ…。そんなに腕力系の人なの?」
うむ。
ロシア最大の軍港、暴れん坊ツァーことピョートルが造って命名した
アルハンゲリスクは、ミカエルの街、という意味らしいから、
少なくとも軍事的な象徴とされるくらいの存在感はあると思うぞ。
で、お次はこれ。
「……」
……
「フルチンで外出してたら警察犬に追いかけられるハメになった変質者?」
大阪に出かけたら、地元のオバちゃんに犬をけしかけられた
奈良県のせんとくんにも見えるな。
「……」
………
「結局、なんなのこれ?」
実は解説が見当たらず、よくわからないんだ。
とりあえず芸術、なんだろうなあ…
「まあ、そうとしか言いようが無いよな」
はい、と言う感じで今回はここまで。
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