■最後の仕上げ



さて、細かい取りこぼしはありますが、
現在午後4時、そろそろ撤収に入りましょう。
午前10時半に突入後、5時間半ひたすら見学で、さすがに疲れましたし。



なんだこの写真、と思うかもしれませんが、
問題はトイレットペーパーの横の財布です。

最後にトイレによって…と思ってドアを開けたら、
すれ違いに出て行ったオッちゃんが、
そこに財布があるぜ、と言い残して行く。

え?と思って見ると、確かにある。
いや、ちょっと、どうすんのよ、これ、としばし悩む。
結局、このまま置き去りにするのも問題な気がしたので、
入り口横の受付に届ける事にする。
どうせこの後、入り口側のマックで食事するつもりだし。

しかしアメリカで落ちてる財布を誰も拾わない、という事態は
正直想像もしてなかったので、ちょっと驚きました。
私が初めてアメリカに来たのは15年近く昔ですが、
その時はポケットに入ってる財布にすら気をつけろと言われたのに…。

ただし自然史博物館で予告したままで、
誰も覚えてないでしょうが(笑)、スミソニアンの博物館に来る層、
というものがあり、この点は翌日の記事で再度見る事になります。

そういった“スミソニアンに来る層”というのは、
サイフをネコババしない、という事でしょうね。
余談ですが、ネコババは猫がトイレの後、
招き入れるようなしぐさで始末して、その後は
そしらぬ顔を決め込むことから来た言葉です。

で、「ババ」は関西弁だと大変な意味を持ちますが(笑)
明治期の東京でもネコババという言葉はあったので、
これ、元は全国共通語だったような気がしてます。
ただし未だに裏は取ってないので、あくまで余談です。



で、サイフを受付に届けて、ついでに帰りのバスの時間を聞く。
航空宇宙本館でもらった紙にはダレス空港からの時間しか
書かれてなかったので、ここで確認したわけです。

次は10分後との事でしたが、食事をしてその時間はちょっとキツイので、
その次の4時半のバスで空港に戻ることに。
夕方は30分に1本くらいのペースで出てるようです。



で、入り口横のマクドナルドへ。
2005年に来たときはまだ工事中だった部分で、初めて入りました。

が、ご覧のような大混雑。
こんな時間にと驚いたんですが、
たまたま団体さんとぶつかってしまってみたい。

待つのはやなので、とりあえず先にオミヤゲ屋さんを見てしまいましょうか。


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