さて、今回のお題は“ウドヴァー・ハジーの小ネタ”だ。
「さいですか」
ウドヴァー・ハジー センターにはさまざまな細かい展示があり、
前々回見た“未知との遭遇”の撮影用模型なんかもその一つだった。
で、今回はその辺りをもうちょっと紹介しておこう。
モノはこんな感じだね。
「左のって、またもやR2-D2？」
ピンポン。
スターウォーズ界の人気者、R2-D2だね。
「で、これは何？」
スターウォーズ30周年を記念して、2007年に設置された郵便ポスト。
全米50州とプエルトリコに合計400基、こういったポストが置かれたそうだ。
ただし、これは従来のポストにビニールカバーを掛けたものらしい。
当時、スターウォーズの記念切手が発売され、
そのプロモーションのためのものなんだとか。
余談ながら、解説板にはcollection box とされており、
最初は何かのマニア向け商品かと思ったら、
郵便ポストの事をcollection box とも呼ぶらしい。
これは初めて知った。
「へー、面白いね」
まあね。
ただし単純計算で州一つにつき80個前後、これはそれなりの数にも思えるが、
カリフォルニア州なんて、日本全土より面積広いからなあ。
80個じゃ、これを探し出そうと思ったら、一苦労だったろう。
実際、当時はこれを探し出してネット上で設置場所を写真で報告する、
というのが流行ったそうで、設置場所の情報は公開されてなかったみたいだ。
でもって2014年現在でも、Google マップにこの情報が残ってたりするんだよ。
ついでに、何人もの連中がレイア姫のコスプレして、
このポストに投函してる写真を撮影、大喜びでネット上で公開してた。
「なんで？」
たまたまだろうけど、このポストに投函しようとすると、
初代スターウォーズの有名なシーンの再現になるんだ。
ルークが最初に見るレイアの立体映像の中で、
彼女がR2-D2を操作するのと、そっくりなポーズになるんだよ。
「なるほど…。で、その右のは、電話ボックス？」
こちらはずっと古くて1960年代のNASAの宇宙基地、
ケネディ宇宙センターの見学施設で使われていた電話ボックスだそうな。
ジェミニ宇宙船型電話ボックスという名前なんだけど、
スミソニアンの担当者は納得が行かなかったようで（笑）、
これはマーキュリー計画の宇宙船の形だ、と解説で突っ込みを入れてた。
「あれま」
はい、とりあえず今回はここまで。
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