■万国共通
さて、今回のお題はこれ。
「はあ」
「迷い犬を探して貼り紙?」
ピンポン。
どういうわけか、各国で迷い犬告知を見ることが多いのだが、
意外にどの国でもほぼ同じ構図なんだ。
「犬の敵だね、あんた」
いや、犬が迷子になってるのは私の入国前だから、
その点は私が不幸の使い、というわけじゃないぜ。
で、この写真が大きくあって、犬の特徴が列記され、
連絡先が書かれてる、という形式は万国共通なんだ。
アメリカの場合、情報だけでも報酬を払います、
といった事が大きく書かれてるのが特徴といえば特徴かな。
「まあ、目的は同じだしね」
ところが同じ犬の告知でも、猛犬注意の看板は
ロンドンの科学博物館で見たように、
日本などとはまるで違ったでしょ。
「そういやそうだな」
世界中の迷い犬探しの手本となった何かがあったとも思えず、
世界中で同時多発的に発生、進化しながら、
たまたま同じような形になってしまった興味深い例かもしれん。
といった感じで今回はここまで。
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