■アメリカ史館の予想外
さて、ではいよいよスミソニアン三大博物館四天王で最後に残してしまった
アメリカ史博物館(National
museum of American History
)に向います。
その名の通り、アメリカの歴史を紹介する歴史博物館なんですが、
何度も書いたようにスミソニアンは総合博物館を持たないため、
近代史に関するいろんな資料は、ほとんどここに突っ込まれてたりもします。
1964年、スミソニアン2つ目の専門分館として開館したのですが、
当時は歴史と技術博物館(Museum
of history and
technology)と呼ばれてました。
が、1980年に展示の大幅変更があり、
名前も現在のアメリカ史博物館にされたそうな。
そのままにしときゃよかったのに、と思いますが、余計なお世話でしょうか(笑)。
ちなみに、この建物はMcKim,
Mead &
White という
アメリカでは有名な設計事務所によるらしいのですが、
残念、私はよう知りませぬ。
でもって、その後2006年から2008年にも大幅な展示変更があり、
前回訪問した2005年の段階では、その準備のため、いくつかの展示が
公開中止になっていたのでした。
その無念を晴らすための訪問…だったんですがね…。
で、ここもモール側が裏口になってまして、正面玄関は大通り側になります。
モールからだと2階の変なとこに入ってしまうので、
とりあえず、1階に下りて見学を始める事にしましょう。
で、ここがその1階のホール。
単なる入り口と思ってしまうところですが、そこはスミソニアン、
実はこの入り口ですらとんでもない情報量を持ってるのだ、
というのはこの後で。
でもって、ここはホールのすぐ横に、
大きなコインロッカーがあるので、荷物を預けてしまう。
ちなみにスミソニアンのコインロッカーは、
基本的にどこでも入れたコインは荷物を出すと戻ってきます。
さて、最初に館内マップで全体を見て、今後の行動を説明します。
ここはスミソニアンの中では珍しい3階まで展示室がある博物館で、
大きく西と東、そして中央部に分かれます。
それぞれが展示のテーマごとに部屋に分かれており、
それらを順番に見て行くことに。
現在は1階にの中央ホール部に居ますので、
さあこれから見学に…って、あれ?
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