■本の祭り
で、スミソニアン駅を降りると、なんじゃこりゃ、という人出で
モール一帯は、大混雑中。
あれま、なんじゃこりゃ。
その横にあった巨大テントの上のノボリを見て、ああそうか、
2日目の朝、ホワイトハウスからスミソニアンへ行く途中で、
週末に書籍祭りをやるぜって予告を見たなと思い出す。
というわけで本日2回目の想定外遭遇戦、
2010年の香港以来となる2度目の海外ブックフェティバル乱入です。
前回も今回も、まったくの偶然の遭遇なんですが、
とりあえず、面白そうだから見て行きましょう。
まずは案内図から。
中央上にスミソニアン城の表記があるのでわかるように、
モールの東側を中心に展開されていました。
ただし、この案内図も南が上になってるので要注意。
さらに、展示のテントそれぞれに各種アイコンが付いてるんですが、
どこれもこれも判りにくい(笑)。
しょうがない、普通に説明を見て行きましょう。
右上から児童向け、小説と推理小説(意味がわからん取り合わせだが…)、
歴史と伝記、10歳以上の子供向け、
誌と散文、そして最後の右下が現代生活のテントとなります。
…理系の本が全くありませんね。
スミソニアンがやってる科学系出版物とか、
結構興味深いものがあるのに。
先にも書いたように、マンガは書籍の分類に入らないので当然ですが、
映画や画集、写真集も無いのはちょっと残念。
香港のブックフェスティバルや、神保町の古本祭りとは、
だいぶ方向性が違う感じがします。
まあとりあえず、それぞれのテントに何があるのか、行って見ましょう。
まずは個人的に興味がある歴史と伝記から。
で、てっきり出版社のブースや即売所があるんだろうと思ってたんですが…
テントに入って見ると、ズラリとイスが並んでる。
なんだこりゃ、と思ったら、中央にある演壇に人が出てきて、
これから著者の講演を始めます、みたいな事を宣言、
その後から学者っぽい印象のおじさんが出てきて、
チェサピーク湾周辺のアメリカン インディアンの歴史みたいな話を始める。
どうやら、その年売れた本だか、話題になった本だかの著者が登場して、
自分の本に関して解説を行なってるようです。
ちなみに他のテントでの講演では、出席者からの質疑応答も行なわれており、
作者と読者の交流の場にもなってるみたいですね。
こういったブックフェスティバルは初めて見ました。
興味深そうな内容でしたが、残念ながら私の英語力では半分もわからん上、
本を読んでる人前提で話が進むので、ちょっと理解ができず、
最初の5分くらいだけ聞いて退席させてもらう。
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