■楽しいボストンいろんなボストン



市役所前では、コスプレをしたガイドさんが、観光客相手に
この辺りの歴史を熱心に説明してました。

こうして見ると、この皆さんの中に半そでTシャツ1枚で
突っ立っていた私は、相当、怪しい東洋人に見えたでしょうね…。

で、英米式の観光ガイドさんですから(笑)、一方的にしゃべるのではなく、
バンバンこちらに質問して来ます。
よって私のような英語力の人間には、かなり怖いガイドさんです…。
が、向こうも一目でコイツは頭が弱そうだ、と気が付いたようで、
幸い、私に質問がふられる事はありませんでした。

ちなみにボランティアの人なのか、なんらかの商業ツアーに、
勝手に私が紛れ込んでしまったのかは不明(笑)。



そこで、こういった赤い線が延々と歩道から続いてるのに気が付く。
なんだろうと思ったんですが、市内中の観光スポットをすべて一筆書きで
つないでる線だそうで、これをたどって歩けば、市内の主要な観光名所は
ほとんど見てあるけるのだとか。

こんなのは初めて見ましたが、面白い方法ですね。



フェニエル ホールを裏から見るとこんな感じ。
…いや、市役所から入ってくるのだから、こっちが正面か?

で、その手前で完全に逆光になっている彫像は、
サミュエル アダムス(Samuel Adams)さん。
独立後、マサチューセッツ州の知事を務めた人で、
先ほどのガイドさんによると、建国の父の一人だ、という事ですが、
私は全く知りませんでした。

が、この人がこのフェニエル ホールで市民集会を開催したのが、
例のボストン茶会事件の発端なのだとか。

イギリスの東インド会社の紅茶が関税なしで
植民地アメリカに運び込まれる事態を彼が集会で糾弾し、
その結果、イギリス船の紅茶の積荷を海に捨ててしまう、
というボストン茶会事件が発生したのだそうな。



さて、ではもう一度、クインジーマーケットの中を通って、
入り口まで戻るとしましょう。

ご覧のようにスターバックスコーヒーなんかもあります。


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