■さらば海軍工廠
さて、となるの後はあの右奥の建物、
USSコンスティチューション博物館のみ。
一気にケリをつけますか。
この辺りはいろんなレールが錯綜しており、
一番奥はクレーンのもの、手前は構内鉄道のものだと思います。
ちなみに国旗が全て半旗になってますが、
おそらく直前に起きたワシントンD.C.の方の海軍工廠
(現在はすでに工廠ではなくなったが、基地としてはまだ現役)
における銃乱射事件における犠牲者の方への追悼だと思います。
その前に置かれていたUSSコンスティチューションのものらしき大砲。
当時の物としても、主砲としては小さすぎるので、副砲の一種でしょうか。
この時代、駐退器、バネやら油圧やらで
発射の反動を受け止める機構がまだないので、
撃ったらこの車輪で後ろに吹っ飛んでゆくわけです。
で、中に入ってみると、結構大きな博物館である事が判明。
が、展示案内を見る限り、どうも体験学習型の博物館で、
見るものはそれほど無さそうです。
30秒ほど考えて、ここもパスする事にしてしまいます。
ちなみに、ここは有料で、たしか入場料5ドルでした。
さて、そうと決まればフェリー乗り場に戻りましょう。
最初に紹介した謎のオモリ、こんな感じで特に説明も無く転がってるですが、
なんなのでしょうね、これ…。
そこからフェリー乗り場に行く途中で、
マサチューセッツ州の朝鮮戦争在郷軍人記念碑があるのを見かける。
アメリカでは忘れられた戦争(Forgotten
war)と呼ばれる人気の無い朝鮮戦争ですが、
なぜそれだけを取り上げて、この場所に…と思うも詳細不明。
ちなみにアメリカ国家としての第二次大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争の
それぞれの記念碑(Memorial)は、ワシントンD.C.のモール地区にあるのですが、
各州ごとにもこういうのがあるのでしょうかね。
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