■まだ錨に燃える勇気があるなら



さて、入って最初にあるのがscale house と書かれたこの建物。
あまり聞かない英語ですが、計量室でしょうか。
手前に見えてるのはおそらく構内用の軽便鉄道らしき狭軌鉄道のレール。

ちなみにフェリーで来るとこっちが入り口ですが、
車で来ると、反対側の別の入り口から入る事になります。




でもって敷地内には、こういった感じに大型の錨が転がってます。
昔造ってたのが、余っちゃったんでしょうかね。



これも何個もみかけた謎の物体。
なんらかのオモリっぽいですが…。



入り口からしばらく歩くと、展示の中心となる埠頭エリアに入ります。
中央奥の方に見てるのが、戦う憲法ことUSS コンスティチューション号。
ここから左側が主な展示物のあるエリアです。

ちなみに、アメリカの軍艦の頭に必ずつくUSSは、
合衆国船舶 United States Ship の略号です。
略号なので、本来は各文字の後に“.”ピリオドが必要なのですが、
海軍の公文書でも平気でこれを省略しちゃってるので、
当然、ここでも省略します(笑)。

ついでながらスタートレックに出てくる宇宙船につくUSSは
United Federation of Planets Starship 惑星連合宇宙船の略称ですが、
当然、世界はアメリカのもの、という暗黙の了承の下のダジャレです。

さらについでですが、Sを一個増やしてUSSSとしてしまうと、
アメリカ合衆国 シークレットサービスの略称となってしまいますから要注意。



おお、埠頭の先にUSSカッシン ヤングも見えてきました。
軍艦らしく、正面から見るとスマートですが、それでもやっぱり
思っていたよりは大きいですね、大戦期の駆逐艦。


NEXT