■あれも東洋これも東洋
さて、さらに次の展示室に向かいましょう。
ちなみにこの建物は中央に中庭があり、それを取り囲むような写真の回廊があり、
さらにその外側に各展示室がある、という構造になっています。
先にも書いたように、フリーアは最初アメリカ人画家の絵を買い集めており、
この展示はそのコレクション。
それなりにいい感じの絵も多かったです。
ちなみにこれが、敷物少女マニアで、孔雀の間の製作者、
そしてフリーアの東洋趣味のアドヴァイザーだったらしい画家、
ホイスラーさんの自画像。
錦糸町あたりのホストクラブで、店内2位くらいまでは狙えるんだけど、
トップにはどうしても届かないタイプに見えます。
この建物の特徴が、この大きな中庭でして、ローマ風という事なんでしょうか。
まあ、中国やらシルクロード周辺やらにもこういった構造の家、ありますけども。
ちなみに、今では静かな中庭ですが、開館当初は例の部屋にちなんで、
ここで孔雀が放し飼いにされていたそうな…。
その先にもアメリカ画家の作品の展示がありにけり。
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