さてペロ君、今回のオマケ編は岐阜市内に置ける公的な信長の扱いについてだ。まずは岐阜市内の循環バスの車内で見かけた案内から行って見よう。

「…サイネージって何?」

直訳すると注意書き、警告板だ。企業のブランドロゴなどを店頭に掲げるのもSignageの一種になるらしい。ただし一般的な英和辞典には出てないことが多い単語で、私も最近になって知った英語だよ。見た瞬間、その内容を素早く訴えかけるもの、といったような意味だろうな。



ちなみに正式には信長バス デジタルサイネージ で、この車内のモニタに広告を掲示できるというものらしい。

「それって只の液晶パネル広告じゃん」

そうだね。

「サイネージなの?」

完全に違うね。

「なんで信長?」

全く判らないね。そもそも何言っているのか、何を訴えたいのか現地では理解できなかった。

「なんでこうなっちゃったの?」

担当者の知能の問題だろう。他に合理的な説明は無いね。
 


そして市内循環バスの車体には全てこのようなオッサンが。

「織田信長?」

らしいね。台湾のバスみたい、というのが個人的に最初に受けた印象だ。あとその高さまで刀を持ち上げるのに、柄側を持つのは危ないから止めた方がいいと思うぞ。



ちなみに何パターンかあるらしい。

「頭部の月代(さかやき)が無いじゃん」

イケメンだからな、ハゲ禁止なんだろう。

「どうなの、これ」

調べて見たら、信長さんは放火が原因でだいぶ以前にお亡くなりになってるらしいが、そうでなければ岐阜市役所、焼き討ちされてるんじゃないかなあ。信長閣下大好き、城内に自分の神社造っちゃうとかとは別方向の「偶像化」だからなあ。

「亡くなっていてよかったね」

その意味では、岐阜市は明智光秀に大感謝だろう。といった感じで今回のオマケ編はここまでだ。


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