その先で、緑に埋まった一帯の中に小さな茶色っぽい土地が見えてくる。あ、これ戦場ヶ原だ。上からは初めて見ました。こんな感じの土地なのね。 ちょっと望遠で。尾瀬のような湿地帯では無く、半ば乾燥しつつある草原に近いのが戦場ヶ原。ここは何度も側を通って居ながら、中学校で来た修学旅行以来、中に入ってません。今回も時間が無く立ち寄れませんでした。 その上に見えているのが日光白根山、右奥に見えているのは湯ノ湖。その名の通り、温泉地の直ぐ横にある自称湖で、実際は水深が浅く(最大でも12m)、沼に近い存在です。実際、かつては埋まりつつあったんですが、浚渫工事をして現状を維持しているようです。 北側の視界も開けてきました。奥に見えているエイの頭みたいな形の山が男体山の奥さんとされる女峰山。手前の山は途中で分岐があった大真名子山。つまりあの手前麓付近からここまで登って来たわけです。ここからだと、ざっと700mほどの高低差があります。 さすがにそろそろ山頂では?と思うんですが、まだ登る。火山口の縁には出ているはずなんですけどね。 その先で九合目の表示アリ。まあ、事実上ほぼ頂上でしょう。 |