間もなく出港となりました。大島の西側を回る航路なので、伊豆半島方向に向かいます。このため、正面に薄っすらと富士山が見えてちょっと感動。さらにすぐ横を漁船が追い抜いて行きました。大島から先は伊豆半島と房総半島を結ぶ線を超えるので、ああ、これからいよいよ本格的な外洋に出るのだ、と思う。 間もなくどんどん世界が明るくなる。でもまだ日の出ではないんですよね。海って障害物が無いから、日の出前から東の空がここまで明るく見えるのかと思う。 かなりハッキリ富士山が見えて来る。手前は伊豆半島、富士山の真正面に見える茶色い噴火口のような山は恐らく春の野焼きで丸裸にされる気の毒な山、 大室山だと思います(本来はカヤの草を得るために焼いてたのだが、現在は純粋に観光のために焼いてる)。 どんどん明るくなって来ます。 大島を出港した辺りから、5階、屋上、どちらの甲板も人が増えてきました。まあ狭い船室に居るより楽しいですからね。でもってまだこんなにお客さん残ってるんだ、と思う。今回、神津島には行って無いので不明ですが、それ以外の島では最低でも50人前後の乗り降りがあり、ちょっと驚きました。もっと人の出入りは少ない一帯だと勝手に思い込んでおりました。 |