では天神の地下鉄駅から…



再び博多駅に。あの天井の上に線路式ソリ、ローラーコースター造れば人気出そうだよなと思う。



で、お次の目的地はここ、楽水園。

初日の段階でホテルの裏手、住吉神社の北側に謎の緑地があるのに気がついておりました。気になったのでホテルに帰ってからネットで調べたら、落水園なる施設で、元は地元の大金持ちの人が1906(明治39)年に建てた別荘だと知る。ええ、ここも普通に都心じゃんと思う。

東京でも南千住から堀切一帯の隅田川沿いが明治期まで市内の別荘地でしたが、これは今でも都心とは言えない場所ですからね(吉原の東の一帯で当時は風光明媚な田舎だった。ここと吉原の間にあるのが山谷である。1890(明治23)年に隅田川駅、南千住の東の巨大貨物駅が出来てから工業地帯化し、以後、昭和のスラム街に変化しいて行く(あしたのジョーさんの所在地でありトヨタの揺籃の地でもある)。それ以前は現在とはかけ離れた世界の土地だった。ちなみに当時、荒川はまだ無い)。

その後、旅館になっていたのを福岡市が庭園として整備し公開してる施設のようです。入場料は100円との事なので入るだけ入って見ますか。



こちらが入り口。



おお、いい感じですね。ちなみに右側の石や焼きものを埋め込んだ土塀を博多塀と言うそうな。 もともとは秀吉が博多の街を整備し直した時に出た廃材を利用したものだったらしいのですが、空襲でほとんどが破壊されてしまい、それをここに復元したのだそうな。

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