さてペロ君、今回のオマケ編は太宰府周辺で見かけたものたちのお話だ。

「さいですか」

まずはこれ、例の太宰府のコミュニティーバス、まほろば号、水城に向かう時に使った方だ。



「ちょっと小型のバスで色が紫だけど…それが何?」

正面の日本語を読んで御覧。ちなみに左に居るのは太宰府市のマスコットではなく、まほろば号特定のマスコットまほちゃんだ。ちなみにこのマスコットの情報は全くと言っていいほど無く、名前を知るだけでも太宰府市のホームページで三年修業し、三顧の礼で向かえてようやくその存在を教えてもらう位に一苦労だった。そこまで興味が無いなら、造らなきゃいいのにと思った。

「さいですか」

ちなみに現地ではトラックに轢かれて転生したラリったオッサンだと思ってたんだが、この旅行記連載中に掲示板で存在を教えてもらったウソの鳥じゃんと今回の記事を書いていて初めて気がついた。なるほど太宰府だ。

「それで終わり?」

いや本題は正面に書かれた「まほろば号」の名称横の噴き出しだ。

「なんだこれ。らっきいいい?ラッキー?」

そう、このバスはその名もラッキーまほろば号、ただのまほろば号とは違うのだよ。

「何が?」

実は現地では全く判らなかった。中に入って見ても普通のバスだし、これに乗れたら無料と言うわけでもなかった。

「じゃあ何?」

この記事を書いているこの日この時この瞬間、ようやく気がついたよ。

「だから何に?」

ナンバープレートだ。

「え?あ、あああああ、これ?これだけ?」

いや、実はその横に書かれたバスの車両番号も7777だ。まあこっちは後付けでナンバープレートに合わせたんだろうけど。

「狙ってやったのかな」

ナンバープレートは追加料金を払えば番号指定ができるからね。ただ777とかは人気が高く抽選だろう。7777なら取れたのかなあ。

「で、何の意味が?」

全く判らん。純粋にナンバープレートが7777というだけらしい。乗れたらラッキー?

「何で?」

全く判らん。

 

お次はその「らっきぃぃぃまほろば号」の車窓から見えた福岡県の札幌みたいな広場。

「普通に遊んじゃダメなの」

そんな向上心が無い子供ではいずれ唐と新羅の連合軍が攻めて来た時、戦えまい。

「ねえよ、そんな機会」

まあAmbitiousは形容詞だから使い方としては間違ってないのだが、直訳すると国分野心広場だからなあ。ニュアンス的には野望と訳せなくも無いから、国分野望広場。

「やな広場だな」

幸いにして誰も遊んでなかったがね。唐と新羅連合軍が来ない限りは不要なものだろう。

「ねえよ、そんな必要性」

と言った感じで今回はここまでだ。

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