近くで見るとこんな感じ。思わず100円のお賽銭を入れてしまいました。後で調べたら先月、5月から本殿の修復が始まっており、この仮本殿は藤本壮介さんの設計だそうな。失礼ながら初めて聞く名前でしたが、いや見事です。変なアメリカ人に依頼して運河都市とか造ってないで、こういった人に設計を依頼すればいいのに、と思う。

でもって写真を撮っていたら何か紙を渡され、間もなく8時半から朝拝が始まるのでご参加ください、と言われる。そんなものがあるのか、と初めて知ったのでせっかくだから参加させていただく。手渡されたのは大祓詞(おおはらえのことば)が印刷された紙で、一緒に読み上げてください、との事。いや、大祓詞の言葉なんて見るのも初めてなんですが、と思ったら幸いにして私みたいな頭の悪い奴が来ても大丈夫なように読み下し文であり、漢字にはフリガナも振ってありました。ただし長文ですから、とてもついて行けず。

ところが参加してる神職のみなさん、それどころか常連らしい地元の皆さんはこれを暗記してるようで、何も見ずに延々と読み上げるのでした(そもそも柏手打つので両手を空けて置く必要がある)。観光気分で適当に参加して申し訳ありませんと心中でお詫び申し上げて神事が終わるのを待ったのでした。スミマセン…。



朝拝が終わって境内を一周してみる。これは楼門を裏から見た所。周囲には壁があって本殿を囲っています。



仮本殿の裏。いいなあ、これ。工事が終わってからも残せないのかな。でもってここから神社の裏手に行けるようなのでそちらに向かってみる。



楠木の巨木がありました。これもいいなあ。



本殿の裏にも小さな社が複数あり。この辺りの構造は湯島天神も同じですね。左は工事中の本殿。

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