さて、今回のオマケ編は川端通り商店街で見た垂れ幕式博多弁講座だ。似たようなのを北海道の小樽で見たので、ひょっとしたら全国的に流行ってるのかもしれん。

「さいですか」

ただしこれ、対訳で日本語が付いて無いので結構難しかった。

「どういうこと?」



まあ、これは判る。先生だろうな。

「どう見てもそうだろうね」



ところがここら辺から急激に難易度が上がって来る。これ、奥の男の子が「好きだ」と言ってるのか、手前の女の子が「好かぬ」と言ってるのかで180度意味が変わってしまうんだけど、訳文が無いので、全く判らん。

「ああ、確かに。絵だけを見るとどっちとも取れるな」

取れるんだよ。絵があれば判ると思ったのかもしれないが、むしろ絵がある事でよく判らなくなっているのよ。



これもその手の一枚。

「釣りの事」

なのかなあ。オジサンの顔を見ると全く釣れない状態、いわゆるボウズの事のようにも見えるが…

「橋と帽子を合わせてすったり説」

それも捨てきれんなあ。



これはもう完全に判らん。

「いや、どう見てもカラスに柿を落とされる、という意味でしょ、これは」

やはりそうかなあ。ぐら、がカラスで、次のぐら、が柿の事かなあ。

「どいう見てもそうでしょう、これは」



これはさすがに判った、というか、あんぽんたんって博多弁だったのね。初めて知りました。上方、関西の言葉だと思ってましたが…

「さいですか」

ちなみに番付と書いてあったけど、特にその点の記述は無かった。

「さいですか」

というわけで、今回はここまでだ。

「さいですか」

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