さて、ペロ君、今回の旅の記念すべき第一回のお題はこれだよ。

「さいですか」



「…ホントに実在したんだ、TEAM FUK」

したんだよ。世界で唯一じゃないかな、商業施設がFワードの名でチーム組んじゃったのは。一番下の説明を見るとCS向上を目指してるらしいがね。

「なんで空港がクライマックスシリーズの向上を目指してるの」

そこは福岡だからな。ホークス愛だろう。ただし衛星放送のCSの可能性も捨てきれないけどね。まあさすがに顧客満足度、Customer Satisfactionの意味ではないだろう。Fワード、しかも直訳すると非常に問題のある内容で顧客満足度を上げたら風俗営業になってしまうからな。

「厳密にはF●CKには一文字足りないじゃん」

でも発音すればほぼ一緒だし、FUKでも英語圏生まれの連中には十分に通じるのは個人的に確認済みだ。仕事で福岡に行って来たカナダ人が死ぬほど笑っていて、航空券を記念にお国に持ち帰ったからなあ。あれ見て日本に興味を持ったカナダ人もあったかもしれぬ。

「あれま。しかしなんでまたこの三文字に」

空港の三文字コードは民間の団体である国際航空運送協会(IATA)が決めるんだけど、FUKはなんか悪意を感じる命名ではあるな。ちなみに同じ福がつく福島空港の三文字コードはFKSでずっと無難なモノになってる。福岡も本来ならFKKとかFKOに出来たはずだぞ、これ。福岡の人、IATAの幹部連中に何か恨みを買うような事やったのかな。

「知らんがな」

まあおかげで「ここを訪れるすべての人に、かげがえのない思い出が生れ」、かつ「笑い声が」「あふれ」るんだけどね。ちなみに空港中の複数の場所にFUKの文字が表記されており、その一つの前で欧米系の外人さんが記念撮影してたよ…。まあ一生忘れんだろうな、この空港の事。

「あれま」

といった感じで今回はここまでだ。


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